後輩が残した謎を解くため腐海を探す
電柱と電信柱は別物らしいです。
こんにちはめいやんです。
前回までは双子の妊娠のときの話でしたが、出産まで話ができたのでいったん妊娠編終了です。
これから何の話にするかは考え中ですが今日は日常の雑記です。
妊娠のときの話はこちらから
大学生のときの思い出
最近金曜ロードショーで風の谷のナウシカをしていました。ナウシカを見るといつも思い出すことがあります。
大学生のとき、サークルの後輩にヨーロッパからの帰国子女の男の子がいました。親御さんが研究者らしく何の研究をしていたか聞くと
「ナウシカってわかりますか?あれにでてくる腐海について研究しています。」
とのことでした。
その時はへーそうなんだーで話が終わりましたが、10年ほどたった今でも頭の中はクエスチョンマークでいっぱいです。
腐海は実在するのか。実在するとしてナウシカのような恐ろしいところなのか。どんな研究をしているのか。後輩の親御さんはメーヴェに乗るのか。
調べてみた
そしてついに約10年の時を経て、満を持して昨日調べてみました。
結論から言うと腐海は存在するそうです。黒海の北東、ウクライナとロシアに挟まれるような形でアゾフ海があります。このアゾフ海の西岸の方の干潟を腐海と呼びます。
腐海という名前の由来は、夏になると海水が熱せられて腐ったような強い悪臭を放つからのようです。
また干潟も周辺の湿地も塩分濃度が比較的高くあまり植物が生えていないようです。
つまり、シンプルに臭い海。
瘴気を発する森もなければ、バカでかい虫もいないようです。メーヴェも乗りません。
深まる謎
うーん、名前こそ一緒ですがナウシカの腐海と実在の腐海は全く別物です。そう思うと後輩が言っていた”ナウシカに出てくる”腐海という表現に合わないような。でもこのアゾフ海がナウシカのモデルになったのは事実のようです。
このシンプルに臭い海についてどんな研究をするのか、それも気になりました。調べると気候とか生態系に関する論文がでてきて、当然と言えば当然ですが研究は行われているようでした。
ただナウシカを見た身からすると、どこかに名前こそ腐海ではないけどナウシカの腐海みたいなところがあってとんでもない研究をしていると思いたいところです。
ということで長年の疑問を解決するために調べたところ、より謎が深まってしまいました。まあでもどこかにナウシカみたいな腐海が実存するかもしれないと思って生きている方が楽しいじゃないですか(適当)。
最近は梅雨の湿気がきついですが家の中が腐海にならないことを願うばかりです。