【育休中】ピロリ菌陽性でうろたえる
赤ちゃんの最初の発語として「パパ」をもらうのは口の構造的に不可能に近いと親になって気づきました。
こんにちは、めいやんです。
健康は何より大事です。
というのも最近胃にピロリ菌がいる(可能性が高い)ことが血液検査でわかりました。
名前こそかわいいですが胃がんを引き起こす細菌です。今後地獄と噂の胃カメラを受ける必要があり憂鬱です。
とはいえピロリ菌が確かにいるということになっても、薬で除菌すれば済むそうでそれほど深刻な事態ではないようです。
妻は「井戸水飲んで育ったの?笑」と田舎育ちの私をバカにしてきます。飲んでいましたが。
ところで、本来は私は体が丈夫なことを自負していますしそう産んでくれた親に感謝しています。骨が折れたこともないし、虫歯もありません。乗り物酔いもしません。アラサーですが全然メタボでもありません。勝負どころで風邪をひくこともありませんでした。
そんな私でも見舞われた健康トラブル2選が今回の内容です。
1.肺気胸
要するに肺に穴が開いて空気が漏れる病です。小学生の頃から原因不明の胸のちくちくが度々ありました。そして大学生になったころ、結構な痛みと息苦しさを感じその上寝返りをしたときなんかに胸の中を液体が流れるように感じたことがありました。歩くのも苦しくてままならなかったですが、どうにか病院に行ったところ肺気胸と診断されついに長年の不調の正体がわかりました。
肺気胸は長身でやせ型の男性がなりやすいそうで、後日分かったのですが兄、父、祖父、従弟も軽度の肺気胸もちでした。私は肺気胸界のサラブレッドだったのです。
結局私は産まれて初めて手術をすることになりました。手術自体は全身麻酔をしていたので何ともないのですが、目が覚めたあと尿の管は気持ち悪いし、肺に太い管がつながっていて息苦しいし、なぜか全身かゆいし最悪の目覚めでした。
二度と手術を受けたくないと思いました。
肺から太い管を抜く際は普通に意識がある状態だったのですが、研修医の先生が「こうですか…?」とか言いながら医療用ホッチキスで穴をふさぐのが怖くて仕方なかったです。
2.大腸カメラ
社会人2年目のときです。出張から帰ってきて久々に自宅のトイレで大をして紙でふいたのを見ると真っ赤。便器の中を見ると水が赤く染まっていて仰天しました。今思うと慌てすぎですが、初めての経験だったということもあり大腸がんを疑って大腸カメラを受けました。
大腸カメラを受けるには腸の中を空っぽにする必要があります。
大量の下剤(2Lくらいだったか)を病院の小部屋でちびちび飲んでは時々院内を散歩することで腸を刺激して何度も便をすることで腸を空っぽにしていきます。この下剤がまずい。いや、平気な人は全然平気だと思うのですが酸っぱいものが苦手な私にとっては本当にきつかった。
相部屋になった方とちびちび下剤を飲みながら語らったりしましたが、その方のほうが順調に便を重ねていて私はあせりました。こんなにまずいものをこれだけたくさん飲んだのに腸を空っぽにできず、別日にやりなおしになるのは辛すぎる。必死に下剤をあおり院内を歩きまわりました。結果どうにか腸を空にでき、ついにカメラに進みました。
大腸カメラはたいして苦痛を伴わないと聞いていたのですが、地獄でした。私の場合序盤からつらかったのですが、一番痛みを伴うらしい大腸のカーブに差し掛かった時はあまりの痛みで顔色が悪くなり医師に心配されるほどでした。改めて寝ている状態で再検査することを提案されましたがまたあの下剤を大量に飲むことと天秤にかけた結果、続行を選びました。
検査結果はまったくがんではありませんでした。なんなら痔でもありませんでした。一時的に切れただけみたいです。安心した一方で大げさなことをしてしまったという恥ずかしさもありました。
ちなみに検査後、腸が空のためめちゃくちゃお腹がすきました。あの時はもう無限になんでも食べられる気がしました。今後受けられる方は後夜祭を企画しておくとよいと思います。
やはり健康というものは何かあったときにそのありがたみがわかりますね。
一方でちょっとした不調であれば気づかず付き合っていたりします。私は人より鼻水がちょっと出ると思っていましたが妻と同居するようになって初めて鼻炎だと気づくことができました。これまで当たり前のように不調と付き合ってきた自分をちょっと褒めたいと思ったできごとでした。