めいやんの双子育児+α ―パパの育休―

双子育児に悪戦苦闘するアラサー会社員のブログ

【くせ毛】梅雨の憂鬱

「前髪を切ったのに気づいてくれない」という妻に「3週間延ばしたひげを剃ったけど気づいてくれない」というカウンターを決めることに成功しました。

 

こんにちは、めいやんです。

出産後の話を書こう書こうと思いつつ、なかなか筆が進まずまた日常の話です。

梅雨なのでくせ毛の話です。

 

私はくせ毛です。あまり天パーとかちぢれ毛とかいう表現が嫌いなので繰り返しますが”くせ毛”です。

 

幼少期

小学校くらいからずっとこの髪質が少し嫌でした。小さい頃はできることも大してないので手櫛で何度も髪の毛を引っ張ったりしていましたが、そんなことで直るわけもなく不本意な髪形で学校に通っていました。

同級生からも髪の毛のことでからかわれることが多かったですが、何か言ってくるのはたいてい大して悪意のない普通に仲のいい子だったので喧嘩になるとかでもありませんでした。というか髪のことをいじるだけで楽しそうな連中だったので相手するのが楽だなあと感じていました。ただ内心はずっと気にしていました。

中学、高校

中学生になったころ、試しに兄のもっていたヘアーアイロンを当ててみたりしていました。当時のはやりの髪形はギャル男系というのでしょうか、ストレートで長めのスタイルがはやっていて男でもアイロンを持っている人が多い時代だったような気がします。あてた感想としては、髪の毛が短すぎて当てづらい。アチッと何回もなって髪もうまく伸びない感じでした。あと北陸に住んでいたので雨が多い。アイロンをしたところで雨の前では無駄です。

 

そして結局なす術なく高校まで過ごしました。

 

大学生

そして大学生になってついに私は縮毛矯正をかけるようになりました。

楽だし個人的にはだいぶ気に入っていたのですが周囲からの評判は散々でした。不自然だと。くせ毛の方が似合っていたと。さんざんくせ毛を嫌だと思ってきた私に今更そんなことを言われても受け入れられるはずもなく縮毛矯正をかけつづけました。

ちなみに初めての美容師さんからも結構な頻度で「いい仕事してますね」みたいな感じで「いいクセしてますね」と言われます。その言葉を信じたい気持ちもありましたが、接客業の人の誉め言葉を真に受けるには私がくせ毛を気にして生きてきた時間は長すぎました。

そんなこんなで縮毛矯正を当て続けていたのですが、大学を卒業し大学院生になったころやめました。さんざん不自然と言われたためその髪型で就活に臨むのは避けた方がよいと判断したのです。

幸いそのころにはえりあしやもみあげを短く切るくせ毛にうってつけのスタイルがかなり市民権を得ていました。そして私は美容院で1つ技を授けてもらいました。手でひっぱってテンションをかけながらドライヤーで髪を乾かし髪を伸ばし技です。そして私はこの技を完全にマスターしました。引っ張り加減で割といい具合にくせを残しながらヘアセットできるようになったのです。そのため初めて私の髪が濡れている状態を見た人は結構驚きます。そんなにくせが強かったのかと。そしてそこから乾かすと、ちゃんといつもの状態になったと少しウケます。

 

結局私は自分の髪質と付き合っていけるようになるまで20年以上かかりました。

 

この間、衝撃的な出来事がありました。中学生の頃、母にくせ毛のことを嘆くと「じいちゃんに似たんやねー、大丈夫かっこいいよ」みたいに適当に流されていたのですが後に母もくせ毛で日頃から縮毛矯正をあてていたことが発覚します。自分はがっつり対策しとったんやないかいそして罪を祖父になすり付けるんかい

 

そんな私ですが双子の子供たちもくせ毛だとこの梅雨に判明しました。私が20年以上かけた技術は子供に一子というか二子相伝で伝わっていくことになりそうです。

 

余談ですが、妻からはげることは禁じられています。くせでもなんでも抜けないことを祈るばかりです。