めいやんの双子育児+α ―パパの育休―

双子育児に悪戦苦闘するアラサー会社員のブログ

【双子妊娠】出産当日<前編>

レッサーパンダは残念ながらジャイアントパンダよりスカンク寄りかもしれません。

パンダの系統樹

wikipedhiaから一部改変

こんにちは、めいやんです。

最近はずっと妊娠のときの話でしたがついに出産のときの話です。

前回の内容はこちらから

meiyan-twins.hatenablog.com

里帰り後の通院

25週のときに里帰りした後はしばらくはおだやかな時間がつづいていたようです。

私も一度妻の実家に会いに行きましたが(コロナ禍であまり往来が好ましい時期ではありませんでした)お腹ははちきれんばかりに巨大になっていました。

 

妻の地元には双子出産ができる病院は県内に1つ大学病院があるのみで、そこは妻の実家から車で1時間弱くらいのところでした。めちゃくちゃ遠いわけでもないですが、緊急のときを思うと少し不安がありました。妊娠27週からは毎週その病院で経過を見てもらいました。

 

管理入院開始

そんな中妊娠31週のとき妻が下腹部の痛みを訴え病院に行ったところ管理入院が始まりました。これで家から病院の距離は関係なくなりましたが、それ以上に心配することになりました。すでに子宮口が開いてきているとのことでした。

 

その後妻は完全にまな板の上の鯉(?)になります。基本ベッドの上から動かず絶対安静です。

子供がただちに生まれないようにリトドリンやマグセントという薬を点滴するのですが、これらは倦怠感、発熱、のどの渇き、手の震えなどの副作用がある薬なのです。しかもその量は日に日に増えていきました。

ただでさえお腹の中に子供が2人も入っているため内臓が圧迫されて苦しいのに、まさに命がけです。

ただ妻は少しでもより成熟した状態で子供を産むという強い意志のもと必死に頑張ってくれました。

こういう時男にできることはありません。無力です。

まな板の鯉

そして出産へ

そして妊娠33週のとき妻は破水します。それでも投薬しながら頑張っていたのですが今度はお腹が痛むようになります。もう1日とりあえず様子を見ることにはなったのですが、先生のシフト交代があり別の先生に診てもらったところこれもう出てきてしまうぞ、緊急帝王切開や!と言われたそうです。

 

日曜の15時のことでした、妻から電話がかかってきて「今日が誕生日になる」と告げられました。この緊急事態になんでそんなに粋な言い回しなのかというツッコミが頭をよぎりましたが口には出しません。手術の開始時間はわからないが当日の執刀になるとのことでした。

余談ですがこの電話で「16時に予約した今日の英会話講座どうしよう」と相談を持ちかけ妻を若干イラっとさせてしまいました。今思うとこれから大一番って時に何言ってるんだって感じですね。

 

コロナ禍のため駆けつけても子供に会わせてもらえるかはわかりませんでしたが、はやる気持ちで私は車に乗って妻の病院に向かいました。最速で18時には着く見込みでした。私の想定では、執刀までなんやかんや2時間くらい出産が1時間くらいでちょうど18時くらいに子供が産まれてきてジャストタイミングかなと思っていました。

 

しかし妻のもとへ向かう私のもとへ義父から連絡が入ります。16時に産まれたと。想定よりだいぶ早かった、でもまずは産まれてよかった。ただ詳しいことは義父も聞かされていないようで私が到着次第医師から話してもらえるということでした。正直何かあったのではないかという不安を抱えつつはやる気持ちで私は病院へ向かいました。

 

次回に続きます。